つくしとふくとネコの母

保護猫の里親が書く日記

平穏な日々が戻りつつあります

我が家のお嬢さま

 

つくし4歳

 

この子はとても賢いです。

 

すみません、親バカです。

 

この子は「すずめ」という名前を聞くと、

 

いつもご飯を催促にきていた窓際に

 

ダッシュで駆け寄ります。

 

さくら猫のすずめとは、

 

ガラス越しに「シャー」と「ふー」で

 

お互いバチバチだったのです。

 

メス同士ですから・・・

 

ですが、そんな勇ましいすずめが

 

すっかり衰弱して保護されました。

 

お母さんはすずめにつきっきり・・

 

不満鳴きをしたり、

 

家じゅう走り回ったり、

 

とにかく大きな声で鳴きまくったりと

 

つくしの情緒はかなり不安定になりまして、

 

このままでは体調を崩すのではないかと

 

心配になるほどでした。

 

ですが、すずめが亡くなる数日前には、

 

様子が変わったと感じたのかも知れません。

 

すずめからオーラが消えたのかも知れません。

 

あまり鳴かなくなり、

 

すずめの側でお世話していても、

 

不満鳴きする回数も減りました。

 

そしてすずめが亡くなったときには、

 

そばに来て、ひと鳴きしました。

 

亡骸を花で囲むときには、

 

すずめの顔に近寄って、

 

お別れをしていました。

 

少しずつ、我が家の空気も

 

元に戻りつつあります。

 

ただ、私が「すずめ、おはよう」などと

 

お骨に向かって話しかけると、

 

やっぱり慌ててダッシュして、

 

窓際に走るのです。

 

この家の子になってから、

 

ずーっとすずめが通ってきてたのですから、

 

そりゃつくしだって体に染みついてるでしょう。

 

「すずめ」という名前に反応する習慣は、

 

この先も抜けないのかも知れませんね。

 

おつかれさま、つくし

 

お母さんを独り占めする時間が作れなかったのに、

 

よく我慢してくれましたね。

 

ありがとう、つくし