外の観察は欠かさない
うちのつくしはとにかく警戒心が強い。
たぶん、この子はこの家のボスだと自覚していて、
守っているつもりなのだ。
いわゆるニャルソックに余念がないのです。
二階の窓から外を見て、
一階のリビングから外を見て、
異状なしと納得できるまで、
何度も行ったり来たりと忙しい。
うちに通ってきたさくら猫のすずめも、
つくしにとっては外敵だったのか?
ガラス越しにすずめにシャーシャー威嚇されて、
子猫のときにはビビりまくってたが、
この頃はお互いににらみ合いするだけだった。
今、そのすずめは家の中にいる。
ワイヤーネットで仕切っているし、
ケージの中にいるので触れ合うことも
じゃれ合うこともできない。
もちろん、取っ組み合いも無理。
すずめが我が家に通ってくる姿を見つけると、
大慌てで二階から降りてきて、
待ち構えていたニャルソックつくし。
もうそんなこともなくなるんだよ。
すずめはもう、外にはいかないのだから。