つくしとふくとネコの母

保護猫の里親が書く日記

2月2日にゃんにゃんの日に思ったこと

 


日付は変わってしまいましたが、2月2日はにゃんにゃんの日ということで、猫のことを目いっぱい愛でる日にしました。

 

とはいえ、うちのつくしちゃんとふく君はいつも通りです。

今日も2人ともかわいくて、にぎやかで、面白いです。

 

じつは2月2日の未明のことです。

私が寝る支度を終えて2階の寝室に行くと、しばらくつくしとふくが運動会しながら騒いでいました。

10分ほど経つと、つくしは寝室に入ってきて、ドームベッドに入りました。ふく君は夜行性が強いので、夜中も一人で遊ぶことがありますが静かなままなので1階のリビングの見守りカメラをスマホでチェックしたのです。

 

ふく君は半開きになったドアから階段のほうを見て立ち座りしたまま動こうとしません。

「まだ遊びたいのかなぁ」としばらく見ていると、急にカメラのほうを振り向きました。

すると、カメラの画像に何か白いものが横切るのが見えました。

見守りカメラが置いてあるのは、亡くなったさくら猫のすずめちゃんの遺影と遺骨の近くです。

 

私はすぐに「あ、すずめがいる」と感じました。

すみませんね、こんな非科学的なことを・・・

バカバカしいと思われるかもしれませんが、私にはそう感じたのです。

 

ふく君はしばらくカメラのほうをジーっと見ていましたが、そのあとは静かに階段を昇って寝室に入ってきました。

 

そのままリビングのカメラを見ていたら、もっとちゃんとすずめの姿が見えるかもしれないと思ったりもしましたが、今は自由に家の中と自分のテリトリーを行き来して楽しんでいるのだと思うようにして、アプリを閉じてそのまま寝ました。

 

2022年11月7日に天使になったすずめ。

 

まだ3か月経ってないから、当たり前なんだけど、すごく寂しいよ。

家の周りに姿が見えないのが寂しくて、まだまだ慣れません。

 

幸せな猫生だった?なんておこがましくて聞けないけれど、お母さんのことは好きでいてくれたのではないかと、最近は少し思えるようになりました。

 

あんなに衰弱していても、顔を寄せると小さくゴロゴロと喉を鳴らしてくれたのだから。

 

この冬は、記録的に気温が低いので、外で生きる猫たちには過酷です。

 

寒さで動けなくなった状態で保護される猫も多く、地域猫が姿を見せなくなり、数日後に亡くなっていたのを発見するという話も聞きます。

 

猫は外で自由に生きて、気ままに暮らすのが幸せなんて思わない。

人間に守られて、大切にされて、愛されて生きる方が幸せに決まってる。

 

すずめちゃん、こんなに寒い冬に外で過ごすことにならなくてよかったよね。

どこで寒さをしのいでいるのだろう・・・と心配で心配でたまらなかった冬だったけれど、今年ほどの寒さをすずめに耐えさせることにならなくてよかったと思う。

 

どうか、うちの猫たちのこともそうだけど、外で生きなければいけなくなった猫たちのことをそっちにいる仲間たちと一緒に守ってあげてほしい。

 

過酷な環境で生きる猫がいなくなるように・・。

勝手なお願いだと思うけど、すずめは心のやさしい子だから、きっと仲間たちのためにパワーを発揮してくれると信じています。

 

うーん、でもやっぱりもう一度すずめに会いたいな。

もう一度声が聞きたい、もう一度抱っこしたい。

すずめ、夢の中でもいいから、お母さんのそばに来てほしいよ。