つくしとふくとネコの母

保護猫の里親が書く日記

つくしの母になった日のこと

つくしは、今までの人生のなかで、

 

一番濃密な接し方をしている猫です。

 

子どものころにはじめて飼った猫、

 

実家に居ついてしまった猫、

 

実家のこたつで子猫を生んだ猫もいた。

 

きちんとした飼い方をせずに、

 

行方不明になった猫もいた。

 

そんな私だから、

 

もう猫を飼うのはやめようと思っていた。

(猫アレルギーだと思ってたし)

 

そんな気持ちに変化が起きたのは、

 

家の周りで見かける野良猫の存在だ。

 

何となく気になってしまい、

 

仲良くなり、TNRした。

 

そのときの罪悪感が消えなくて、

 

せめて保護猫の里親になり、

 

世界一幸せな猫として育てたいと思ったのだ。

 

愛猫つくしは、私にとって子供と同じだ。

 

先週、TNRしたさくら猫のすずめを看取ってから、

 

ときどき考えてしまう。

 

もしもつくしに何かあったら、

 

私は生きれらるだろうか・・・と。

 

もちろんふく君も亡くなったすずめも大切な存在ですが、

 

つくしの存在とはちょっと違う。

 

それを言葉で説明するのは難しい。

 

つくしがこの世から消えることを想像するだけで、

 

過呼吸になり、動悸が激しくなるほどだ。

 

怖くてたまらなくなるから、

 

想像するのはやめようと思っているのに、

 

すずめを失って心にぽっかり空いた穴から

 

つくしまで消えてしまうかも知れない恐怖が

 

襲ってくるのだ。

 

頭を大きく振って、吹き飛ばしているが、

 

その恐怖心から逃れるのはしばらく難しいかも知れない。