つくしとふくとネコの母

保護猫の里親が書く日記

さくら猫ではなくお家の子になろう

 

私がTNRしてから、

 

4年半の間、ご飯のお世話をしてきた

 

さくら猫のすずめちゃん。

 

衰弱した状態で庭の寝床箱で発見して、

 

動物病院へ運び入院となった。

 

検査の結果はよくなかった。

 

消化器官に腫瘍らしきものが見つかり、

 

詳しく検査しても治療できる状態かどうか

 

難しい段階にある。

 

腎臓もかなり機能低下していたので、

 

もう外で生きるのは限界だった。

 

私ができることは、

 

最後の時間を穏やかに過ごさせてあげること。

 

そのために、痛みや苦しみが和らぐ処置を

 

お願いするための入院だ。

 

今日、担当の獣医師から電話があり、

 

食欲増進剤の効果で、

 

少しご飯を食べたという。

 

だが、貧血もあり、下痢もしている。

 

経口投薬するのは難しい(基本は触れない猫)ので、

 

食欲がないと薬を混ぜることもできない。

 

もう少し食べられるようにならなければ、

 

家に連れて帰っても何もできない。

 

あと一日から二日、炎症や痛みを抑える方法を

 

やってみようということになった。

 

我が家には、猫が立ち入らない部屋は1つしかない。

 

しかしその部屋は旦那さんの仕事の材料などが

 

雑然と置いてある。

 

すぐに処分できるようなものではないため、

 

ケージを置くスペースもない。

 

どうすればうちの猫たちと接触させずに

 

すずめの療養スペースを作ろうか考えて、

 

脱走防止策で立ち入り禁止エリアを作り

 

そこにケージを置いて療養させることにした。

 

ほんとうは、陽当たりの良い場所に置きたいのだが、

 

残念ながら陽当たりの悪い我が家では無理なのだ。

 

ほんとにこれが精一杯なので許して欲しい。

 

すずめちゃん、待ってるからね。

 

お家に入ろうよ。