つくしとふくとネコの母

保護猫の里親が書く日記

ふくの重さを感じながら寝る

うつ伏せになってゴメン寝しているふく君

 

この寝姿は、ふくがぐっすりと寝ているときです。

 

このままでは窒息しそうで怖いのですが、

 

私が布団に入ったあとの寝姿もすごいです。

 

たっぷり30分以上、布団をフミフミ、コネコネして、

 

脚の間で丸まって寝ます。

 

表情は子猫みたいな幼さを見せるふく君ですが、

 

体重は5キロオーバーです。

 

この重みを感じながら眠るのは、

 

ちょっと厳しいのですよね・・。

 

寝返りも打てないので、

 

体がバキバキになります。

 

でも、ふく君は1歳半のときに

 

肥満細胞腫という腫瘍ができました。

 

幸いにも1個だけで、切除したあとは

 

再発や新たな腫瘍は出ていません。

 

ですが、そのときに遺伝子検査もしたのです。

 

結果は、悪性腫瘍ができやすい遺伝子を持っていると。

 

その時のことを思い出すたびに、

 

ふく君が長生きするためには、

 

何が必要なのか・・とついつい考えてしまいます。

 

そして、亡くなったすずめのことを考えます。

 

すずめは亡くなるまえに1キロ台に痩せていました。

 

生まれて3か月くらいの仔猫と同じくらいの重さです。

 

そこまで衰弱してしまっても、

 

生きようとする気持ちを最後まで見せてくれました。

 

ふく君の無邪気な寝姿を見ると、

 

どうか苦しむような病気にならないで欲しいと

 

祈るような気持ちで見てしまいます。

 

そんなとこばかり考えてしまうのは、

 

まだまだすずめを失った暗闇から

 

抜け出せていないのでしょうね。