つくしとふくとネコの母

保護猫の里親が書く日記

ふくの黒目の大きさが左右違う!なぜ?何が原因?

 

9月19日、昼間におやつを食べた後に吐いたふく。

 

この子は食べた直後に吐くことが多い。

 

しかも空腹状態が長いと吐きやすい。

 

胃酸に分泌が活発なのかも知れない。

 

8月のはじめのころに、吐き戻しの回数が増えて、

 

ガスター10(ファモチジン)を7日間飲んで落ち着いた。

 

一か月経って、またときどき吐くようになった。

 

9月19日の午後、空腹になり過ぎないように

 

毛玉ケアのおやつを数粒食べた。

 

そしたら吐いたのだが、その後の様子がいつもと違った。

 

気持ち悪そうで、私のPCデスクの下で丸まってしまった。

 

そのまま夜になると、いつも通りのふくになり、

 

ご飯を食べてウロウロしていたのだが、

 

夜10時頃に服の顔を見ると左右の黒目の大きさが違うことに気が付いた。

(冒頭の画像はわかりにくいけど)

 

この子は1歳半のときに肥満細胞腫という

 

悪性の腫瘍が右目の瞼にできたので切除しているが、

 

黒目が小さくなっているのは左目。

 

左目は、保護されたときから猫風邪の後遺症で

 

いつも涙目っぽいのだが、こんな状態になったのは

 

はじめて見たのでパニックです。

 

それ以外はとくに変わったこともないので、

 

翌朝まで様子を見ると、よく見ると少し違うかな程度になりました。

 

 

でも、ネットで調べると怖いことばかり書いてあります。

 

脳腫瘍とか・・・

 

悪性リンパ腫が目の周辺にできることもあるとか・・・

 

昼頃になると、ほとんど左右の黒目の大きさに違いはなくなったので

 

少し様子を見ようか迷ったものの、

 

緊急性がないかどうかかかりつけ医に電話してみると、

 

「そのまま様子を見ていいことではない」と言われて

 

すぐに予約をして受診しました。

 

目の外傷などは診られなかった。

 

ただ、肥満細胞腫が眼球組織に再発することも

 

否定はできないと。

 

眼科の専門医に診てもらった方が良いと言われました。

 

もうその時点でふくはビビりまくり、

 

肉球が汗びっしょりになっている。

 

後日にしようか迷ったのですが、

 

眼科の専門医がいる動物病院は幸いにも自宅から近かった。

 

電話してみると、荒天だったため空いていて、

 

眼科の先生に直ぐ診てもらえた。

 

ふくは1時間近い検査にも耐えた。

 

眼球の超音波などを含めて詳しい検査をした。

 

中耳炎など耳が原因で瞳孔不同(黒目の大きさが違う)

 

が起こることもあるので耳の検査も。

 

そして結果は「どこにも異常なし」だった。

 

あと考えられるのは脳の神経系の病気。

 

つまりは脳のどこかに腫瘍ができていて、

 

神経を圧迫している可能性だ。

 

しかしその原因を特定するためには、

 

MRICTスキャンを使う全身麻酔下での検査になり、

 

設備の整った病院へ行かなければいけない。

 

医師いわく、今現在、何の症状もなく異常もないのに

 

その負担をかけさせる必要はないと思うと言われた。

 

ネットで検索したときには、

 

数時間で戻ったという実例もいくつかあったし、

 

特発性の瞳孔不同(原因不明)は自然に治ってしまうことも

 

少なくないとあった。

 

医師も特発性はよくあるというが、

 

一日で戻るのはあまり聞かないケースだと。

 

多くは数週間から数か月で戻るのだそうだ。

 

医師が特定の症状をネット検索して

 

調べることなんてしないでしょうから、

 

ネット上の愛猫家たちの体験談を見てきた私は

 

「いや、よくあるみたいです」とは言えなかった。

 

結論としては、

 

「また症状が出たとき、しかも症状が出ている状態で受診して欲しい」

 

ということでした。

 

原因が特定できなかったのは

 

モヤモヤしてスッキリしませんが、

 

とにかくふくの目の状態は戻っている。

 

そして、いつも通り元気なやんちゃ坊主だ。

 

様子を見るしかないね。

 

ほんとに、心配かける子だよ。